韓国で就職・バイト・インターンをする際の気になるアレ!面接のこと、必要なものが丸わかり

皆さんこんにちは~イルハジャ現地駐在ライターのヒロです!

本日のテーマは『韓国で働く際に気になるあれこれ』について!!

韓国でいざ働くとなった時

履歴書は必要?

面接はどんな感じ?

など、実際に働くまでの過程が気になる方も多いと思います。

今回はその過程を雇用形態別にそれぞれご紹介していきますよ~!

目次[非表示]

まずはここから!韓国でアルバイト編

まずはアルバイトから。

今回はアルバイトでの求人が多い飲食店での経験をベースにご紹介していきます。事務職に興味がある方はインターン編を見ていただけると良いと思います!!

採用までの流れ

①応募したい会社に連絡する

②面接日を決める

③面接

④合格

採用フロー自体は比較的日本のアルバイト同様と考えてOK!

注意するポイント

『①会社に連絡をする』際に求人サイトや会社によっては電話番号しか記載されていない場合がある。

時間帯によっては電話に出られないこともあるので、SMS(문자)でメッセージを送るのが無難だと思います!

メッセージでは以下の内容を入れておけばOK!

・名前

・ビザの種類

・大体の希望出勤日と時間

特に希望出勤日に関しては応募時に簡単にでもいいので伝えておきましょう!!

わざわざ面接に行ったのに『希望の出勤日はもう人手が足りているから雇うのは難しい』といわれてしまう事も…

あらかじめ伝えておけば面接もスムーズに進行できるし、無駄が省けますよ~!

必要なもの

履歴書

以上!!

履歴書の形式は簡単なものでよいです。

私の場合は紙で提出する際、ダイソーに売っている履歴書を使いました。

※자기소개서(自己紹介書)も付いてくるのですが、会社側から指示されない限りは提出しなくてよいです。

また、会社によってはメールで履歴書を送ってくださいといわれることもあります。

そんな時は韓国のバイト探しアプリや就活アプリで履歴書をダウンロードしましょう!

注意するポイント

履歴書にはビザの種類有効期限を記載しておく。

ここが日本にいた時とは違うポイント。どんなビザで韓国にきているのか、いつまで韓国にいるのかは会社側も気になる情報です。

ビザによっては勤務時間に制限がありますが、会社側は知らない場合もあります。そういった情報もしっかりと明記しましょう。

面接の様子

面接はラフに行われることが多かったです。

基本的には以下の内容

出勤時間や大まかな仕事の流れを説明

週何回、何曜日に何時間入れるか

非常にシンプル!!

注意ポイント

・直近のスケジュールを確認しておく

特に飲食店の場合、その場で合格をもらえることも。

その場合必ず『いつから入れますか?』と聞かれるので、直近のスケジュールをあらかじめ確認しておきましょう。

・求人情報と違うことがある

面接を受けてみると、出勤時間や時給が違っていることがありました。

いや、そんなことあるか?と思いますが、あります。(笑)

面接で初めて知るので防ぎようがない問題。もし妥協できない部分であれば求人情報にはこう記載されていたのですが~と遠回しに聞いてみましょう。

出退勤時間であれば柔軟に対応してくれることもあります!

採用が決まるまでどれぐらい?

早くて面接中に合格、遅くて一週間以内

さすが韓国!!こんなところにもパリパリ(빨리빨리)文化が!!

経歴を作るなら!韓国でインターン編

続いては事務系のお仕事での求人が多いインターン。

採用までの流れ

①1次選考

書類選考

②2次選考

面接

③合格

アルバイトと違うのは履歴書等の提出が1次選考となる点です。

会社によっては面接が2回以上行われることもあります。

必要なもの

履歴書自己紹介書課題

私の場合、履歴書はアルバイト同様に簡単な形式のもので充分でした。

自己紹介書とは?

名の通り、自分のことを紹介する書類。

成長過程や学生時代、性格や志望動機を通して自分をアピールします。

課題の内容は?

会社によっては仕事内容に関する課題が出ることもあります。

韓国通販会社で勤務した私はファッションに関するポートフォリオを提出しました。

翻訳の仕事であれば翻訳のテストを受けることが多いです。

注意ポイント

履歴書=履歴書+自己紹介書 の場合がある

韓国語で履歴書のフォーマットを探すと、自己紹介書もセットになっていることが多いです。それだけ自己紹介書は基本アイテムということなのでしょう。

履歴書を提出して欲しいと言われたら、自己紹介書も必要か聞いてみると良いと思います。

面接の様子

時間は30分くらい行われました。

面接の最初はアルバイト同様、会社の説明を受けることが多いです。

そのあとに以下の質問をされることが多いです。

・簡単な自己紹介

・志望動機

・長所や短所

・趣味や特技

・大変だった経験

・求める仕事のスタイル、環境

私の場合、追加で仕事に関する質問もいくつかされました。

雰囲気はアルバイトのようにラフな雰囲気ではなく、受け答えをしっかり聞いて記録し、見極めている印象を受けました。

注意ポイント

仕事に関する知識はしっかり頭に入れておくとGOOD‼

仕事に関する質問は結構深堀りされました。なかには面接前に会社の企業理念などをまとめた資料をくださる会社もありましたよ~!

あらかじめ会社の方針や業界の理解度を深めておくことが大事!!

採用が決まるまでどれくらい?

応募から3日後に1次選考合格

1週間以内に2次選考の面接を受ける

面接翌日に合格

採用まで全部含めて1週間前後かかりました。

本格的な準備が必要!韓国で就職編

最後はハードル高めの就職編!!

採用までの流れ

①1次選考

書類選考

②2次選考

性格適正検査

③3次選考~4次選考

面接(2回以上)

④合格

書類選考、面接に加え適性検査が追加されるケースが多く、面接の回数も多くなります。

適性検査は日本の就活でもよくありますよね。特に性格面を見る検査を인성검사、問題を解いて基礎能力をみる작성검사と言います。

必要なもの

・エントリーシート

・履歴書

・自己紹介

・課題

提出物はアルバイトやインターンと同じですが、より丁寧に作成する必要があります。1次選考では書類のみが見られますから、自分の魅力や志望動機をアピールします。

ちなみにエントリーシートは입사지원서(入社志願書)と言います。

エントリーシート(입사지원서)は履歴書と同じようなものなので、日本と同じようにどちらかを提出する場合が多いみたいです。

面接の様子

面接は30分前後行う会社が多いみたいです。

面接の種類はいくつかあります!

인성,역량면접

・自己紹介

・長所短所

・趣味や特技

・今までで最も嬉しかった/悲しかった経験

など、どんな人間かを見る質問から、

・何かを継続した経験があるか

・チームで協力して何かを成し遂げた経験があるか

・仕事でストレスを感じた時はどのように対処するか

など、仕事で必要とされる能力があるか、その能力を発揮した経験があるか判断する質問まで様々です。

직무면접(職務面接)

志願者が会社の業務にどれだけ関心があるかを見る面接です。

『〇〇という技術は今後どのように生かされると思いますか?』など、企業・業界分析が重要な質問が多いです。

そのほかにも名の通り討論をする토론면접やプレゼンテーションをし、質疑応答をするPT면접などもあるみたいです。

※会社の規模によって面接の回数や難易度は違ってきます。

合格者の就活レビュー

韓国では就職難ということもあり、就活の様子をブログや就活アプリに残している方が多いです。

合格者の自己紹介書はどんな感じ?面接ではどんな質問が出る?と不安な方は、NAVERで調べて参考にしてみるといいと思います。

就活レビューを見るときの検索キーワードは?

合格した方の就活体験記を知りたい方はNAVERで합격자소서(合格した自己紹介書)인적성후기(適性検査レビュー)면접질문(面接質問)면접후기(面接レビュー)などのキーワードでと検索してみるのもおすすめです

採用が決まるまでどれくらい

選考ごとの合格通知は選考日から1週間前後で来るようですが、選考者の人数によってはさらにかかることもあるでしょう。

また、不採用通知は日本と同様に来ないこともあるようです。

まとめ

韓国で働くまでの過程を雇用形態別にご紹介しましたが、いかがでしたか?

韓国で働くことに漠然とした不安を抱えている方が、今回の記事を読んで『何となくこんな感じか!』と最初の一歩の手助けになれば幸いです❤

それではまたお会いしましょう~!!