皆さんこんにちは~イルハジャのヒロです!
コロナ収束に伴い、留学やワーホリなど様々な理由で韓国で暮らす日本人が増えています。
韓国で暮らすためにはビザの申請や役所の手続きなど、やることが盛りだくさんですよね。
その中でも特に大変なのはお部屋探しではないでしょうか?
毎日を共にする生活の拠点、失敗したくないけどそもそも韓国の不動産事情がよくわからな
い…なんて方も多いと思います。
そんな方のために本日は、韓国のお部屋探し前に知っておきたい基本知識をご紹介します!
韓国のお部屋探しと特徴
まずは基本的な韓国のお部屋タイプについてご紹介します!
留学やワーホリで滞在する日本人のお部屋は主にワンルーム、コシウォン、オフィステルの
3タイプに分かれています。
ワンルーム/ヴィラ
韓国人の中でも1人暮らし向けに人気なお部屋タイプです。
一つの部屋の中に、最初からエアコン、洗濯機、冷蔵庫、キッチンが基本ついているので、比較的コスパがいいのが特徴です。
建物によってはエレベーターがついていないこともあります。
契約期間は2年であることが多いです。
コシウォン
学生向けの宿泊施設です。
もとは資格試験や大学受験を控えた受験生のために作られた宿泊施設で、最低限のスペースと家具がついています。
また、キッチンや洗濯機は共同使用、ごはんやキムチが無料で提供されます。
契約期間は1か月から可能な物件もあります。
オフィステル
建物の下層階に商業施設が集まっているマンション/アパートです。
コンビニやクリーニング屋などの商業施設、比較的駅の近くにあることから利便性が高いのが特徴で、管理費や家賃は高い傾向にあります。
セキュリティや利便性から、オフィステルは現地の社会人にも人気のタイプです。
契約期間は1年から2年が多いです。
どんな人がどんな部屋タイプに住んでいるの
私の周りでは大学生は圧倒的にワンルームが多く、社会人やまとまったお金が集まる人は新築のオフィステルに住んでいる方もいました。
ワンルームとオフィステルは契約期間の関係で、正規留学や就職ビザでの滞在者が多いです。
一方、コシウォンは契約期間が短期からでも可能なことが多いので、語学堂留学や、ワーホリなど滞在期間が決まっている友人が多かったです。
韓国の家賃制度
続いては韓国の家賃制度についてご紹介していきます!
월세(ウォルセ)
월세(ウォルセ)は日本でいう家賃とほとんど同じ意味です。
一定額の保証金と毎月の家賃を払い、契約終了時に保証金を返してもらうシステムです。
保証金は日本の敷金と似ていますね。
월세(ウォルセ)の価格表記はこんな感じ
↓
500/50
これは保証金500万ウォン、毎月の家賃50万ウォンを支払うという意味になります。
保証金の金額が高いほど月々の家賃は少なくなる傾向にあります。
ちょっと余談ですが、私は彼氏と월세(ウォルセ)に同居しているのですが、金欠で家賃が支払えなかったときは保証金から差し引いてもらっていました!!
このように融通が利くのが良いですよね~(滞納しないことが一番大事!!)
전세(チョンセ)
전세(チョンセ) は韓国ならではのシステムです。
多い保証金を支払い、契約終了時に保証金を全額返してもらうシステムです。
월세(ウォルセ)と違い、毎月の家賃を支払う必要はありません。しかし、保証金としてかなり大きな額を支払うので、まとまった大きなお金を用意する必要があります。
毎月の家賃も受け取らず、保証金も全額返金するのに家主はどう生活しているの?と疑問に思うかもしれません。
実は、家主は受け取った保証金を様々な形で運用して収入を得ているので問題はありません!!
ただ、最近は不動産の景気が良くないとかで、徐々に減ってきているみたいです。
韓国でのお部屋探しに必要な費用
次は契約して実際に住む際に必要な費用について簡単にご紹介します!
保証金
保証金は보증금と言います。
先ほども説明したように、契約時に支払うまとまったお金です。契約終了時には全額返されます。
家賃
월세(ウォルセ)です。
毎月オーナーに支払う賃貸料です。
管理費
管理費は관리비と言います。
建物の維持費として家主又は管理会社に毎月支払うお金です。
共用スペースの掃除や電気代などが含まれています。
光熱費
ガス、水道、電気代です。
毎月支払いの請求書が届くので、期日までに支払えば大丈夫です!
韓国ソウルの家賃相場
韓国の不動産、お部屋探しに必要な基本知識が分かったところで、皆さんも気になる家賃相場についてご紹介します!
住む地域によって異なりますので、大体このくらいか~!程度に参考にしてみてください!
ワンルームの家賃相場
保証金 | 500~1000万ウォン |
家賃 | 45万ウォン |
管理費 | 5~10万ウォン |
光熱費 | 別途支払い(一部は管理費に含まれることもあります。) |
コシウォンの家賃相場
保証金 | 0~50万ウォン |
家賃 | 45万ウォン~ |
管理費 | 家賃に含む |
光熱費 | 家賃に含む |
オフィステルの家賃相場
保証金 | 500~1000万ウォン |
家賃 | 55万ウォン~ |
管理費 | 5~10万ウォン |
光熱費 | 別途支払い |
日本人向け物件情報、私の友人の話から得た情報ですが大体こんな感じです。
価格が低い 価格が高い
コシウォン < ワンルーム < オフィステル
オフィステルは立地、利便性で優れているので価格は高くなります。
反対にコシウォンの場合は『寝る、食べる、勉強する』の3点さえできればいいので、最低限のスペースです。その分保証金がなかったりと、費用を低く抑えることができます。
一方ワンルームは生活スペースも確保できながら、価格も高すぎないので留学生やワーホリビザには人気です。
もちろん立地や物件によってはもっと家賃が高い、保証金がすごく高い代わりに家賃が安いなど、様々です。
日本とは違う韓国のお家事情
最後には実際に韓国に住む私が感じた、日本とは違うおうち事情についてご紹介します!
オプションが豊富
韓国では先ほどご紹介したお部屋タイプであればエアコンはもちろん、洗濯機や冷蔵庫などの家電等があらかじめ備わっていることが多いです。
そのほかには机やイスがあるところも。留学生にはピッタリですよね!!
家のカギは基本的にない
韓国の玄関ドアは基本的に暗証番号キーです。ですので、家の鍵をなくしてしまうなんていうトラブルもないんです。
私はこれが本当に楽で気に入っています(笑)
浴室にはトイレと洗面所とシャワーが全部ある
これは私が不満に思っている部分です。
基本的に韓国のお家はバストイレが一緒のタイプなので、浴室にトイレと洗面台とシャワーが全部あります!!
ワンルームの浴室自体そんな広くないのに、全部その空間に収まっています。
浴槽はもちろんないです…
お風呂につかりたいときは銭湯に行きましょう!
ベランダがない
韓国には日本のように洗濯物を外で乾かす習慣がないので、ベランダがありません。
洗濯物を干すときは室内乾燥が一般的で、あとはコインランドリーに行くしかないです。室内乾燥の場合は、物干し台を利用しましょう!
まとめ
今回は韓国のお部屋探し前にしっておきたい基礎知識をご紹介しましたが、いかがでしたか?
日本と生活習慣が違う韓国での暮らしを、より良いものにするためにもお部屋探しは慎重に行いましょう!!
皆さんが充実した韓国ライフを送れますように…♡
それではまたお会いしましょう~!