みなさんこんにちは!イルハジャメディア 現地在住記者のヒロです!
韓国留学中に留学資金や生活費を稼ぎたい、経験を積みたいなど、様々な理由でアルバイトを始めたい方は多いと思います。
特に今現在韓国は、物価や保険料も上昇しており、生活するだけでも精一杯.. なんて方も多いと思います。
また、日本だったらすぐに始められるようなアルバイトも韓国では、外国人留学生という立場上そうはいかないんです…
本日は韓国留学中にアルバイトを始める上で必要な、『資格外活動許可』についてご紹介していきます!!
基本的な準備物、申請方法から、注意すべき点やアドバイスもご紹介しますので、韓国留学中にアルバイトをしたい方は最後まで読んでくださると嬉しいです❤️
韓国でアルバイトができるビザについて
D-4ビザ(一般研修)
大学附属の語学堂、一般の語学学校
・資格外活動許可が必要
・入国6ヶ月後から可能
・出席率90%以上
D-2ビザ(留学)
韓国の専門大学、大学、大学院などに入学または大学の交換留学制度
資格外活動許可が必要
※大学以上の高等教育機関に在学中の場合のみ可能
H-1ビザ(観光就労)
1年間観光しながら、仕事もできるワーキングホリデービザ
資格外活動許可は基本的には必要なし
※ただし、日本語教師など一部の職種には必要
また、ノービザ(90日以下)で韓国に滞在している方は、アルバイトは禁止ですのでご注意ください!!
ビザごとに決められているアルバイトする際のルールはこちらの記事で説明しています!こちらも一緒にご覧ださい↓
[2023年最新情報] 韓国留学中のバイトで気をつけることは? 各ビザごとに許可されている労働時間や職種について解説
韓国でアルバイトする際に必要な『資格外活動許可』ってなに?
必要書類
資格外活動許可に必要な書類等は以下のとおりです。
多いですが一つ一つ確認していきましょう!
・パスポート
・外国人登録証
・韓国語能力証明書類(TOPIK2級以上)
・在学証明書
・成績または出席証明書
・手数料
いわゆる、アルバイト申請書のこと。
学校や出入国管理事務所にありますが、ハイコリアのHPからダウンロードが可能です。
※ページ左上の통합신청서
一応写真も添付しておきますね↓
これは、アルバイト先の情報や時給、予定勤務時間や日時を記入するものです。
正式な形式のものをコピーしましょう。
こちらも学校や出入国管理事務所にありますが、ハイコリアのHPからダウンロードが可能です。
学校の担当職員と、アルバイト先の担当者のサインが必要となります。
※右列上から4番目の외국인유학(어학연수)생 시간제취업확인서
※大まかでは無く詳細に記入しましょう!
こちらも写真を添付しておきます↓
・アルバイト先の事業者登録証コピー
アルバイト先で貰いましょう。
・勤労契約書
働く時間や期間、時給などが記載されている契約書。
こちらもアルバイト先で貰いましょう。
※こちらも大まかでは無く詳細に記入してもらうと、後々楽です!
と、必要な書類は以上となります!
なかなかのボリュームで不安、ちゃんと準備できているか心配…と困ったら、大学や語学堂の事務所で聞いてみるといいと思います!
最近はどこの学校も留学生が多く、手続きに関してはよくご存知の担当者も多いと思いますので、すぐに聞いてよく確認してもらいましょう!✨
申請方法
必要な書類が確認出来たら次は本格的に申請準備をしましょう!!
資格外活動許可申請の流れはこちら↓
①アルバイト先を探し、応募する
面接に見事合格したら、事業者登録証のコピーと勤労契約書をもらう。
時間制就業確認書にサインをもらう。
※外国人留学生を雇用した事がある会社では当然のように準備してくれると思いますが、中には知らない場合
もあると思いますので、合格したらすぐに言って用意してもらいましょう!
②学校で必要な書類や担当者からのサインを準備する
在学証明書、成績または出席証明書、TOPIK成績証明書などを用意する。
時間制就業確認書に学校の担当者から確認と、サインをしてもらう。
③ハイコリアで訪問予約をする
外国人登録証を申請した時のように予約する。
※最近は予約が埋まってる事が多いので、予約状況を見て早めに予約するのがおすすめ
④出入国管理事務所に行く
上記で用意した必要書類を持って予約した日時に出入国管理事務所で申請をする。
パスポートと外国人登録証も忘れずに!!
⑤資格外活動許可がおりる
無事に書類が受理され資格外活動許可がおりたら、パスポートに在留資格外活動許可(체류자격외활동허가)と
記載されたシールが貼られます。
これで本格的にアルバイトスタート!!
韓国でアルバイトする際の注意点&アドバイス
申請に必要なものや、申請方法もバッチリだったのにうまくいかなかった!!となってしまいがちなのが海外生活の大変なところ…
ここからは、資格外活動許可を取得する際にするべきポイントをご紹介します!
①アルバイトの勤務時間や日数、期間を詳細に把握する
これは時間制就業確認書に記入する項目で、詳細に記入しないと学校の担当者や出入国管理事務所の担当者
に期間や時間について根掘り葉掘り聞かれることも..
担当者からしっかりとサイン、受理をもらう為にあらかじめアルバイト面接時や契約時に確認しておくことを
おすすめします!!
②ハイコリアの訪問予約は早めにしておく
これは外国人登録証の時に経験した方も多いと思いますが、時期によっては予約が最短で2週間以上先なんて
ことも!!
アルバイトがすぐに決まりそう、できるだけ早く勤務を開始したい、そんな方は先にハイコリアで訪問予約をす
ることをお勧めします!!
③就業可能時間や期間などに条件がある
留学生が韓国でアルバイトをする際には就業可能な時間が決められています。
上にも記載しましたが、基本的には平日20時間以内、土日や学校の長期休みは無制限となっています。
しかし、TOPIKの成績によっては10時間以内といったように就労可能時間が変わってきます。
反対に、学校や学年によっては20時間以上就労可能なことも。
(H-1ビザは週25時間 在留期間中最大1300時間まで就業可能)
つまり、あくまでも留学しにきているのだから勉学に励みなさいということで、就業可能時間が制限されてい
るんです!
また、アルバイトの掛け持ちは2つまでOK!
就労時間を守らないと、不法就労となり国外追放や韓国への入国禁止処置が取られてしまう事があるので、ア
ルバイトを始める際には、必ず就労可能時間を大学で一度確認してから準備をし始めましょう!!
④わからな事があればすぐに聞いて確認!
これは韓国あるあるなのですが…あの人はこう言ってたのに、実際は違った!!というように、時期や担当者
によって変わることがよくあります..
準備しながら相違点があって不安だと感じたり、困った場合には
外国人総合案内センターTEL:1345(日本語案内は0*6*)に問い合わせましょう。
また、こちらの番号は何かあった時にすぐに問い合わせできるよう、覚えておくことをお勧めします!
まとめ
今回は韓国留学中にアルバイトをする時必要な『資格外活動許可』についてご紹介しました!!
韓国でアルバイトを始めたい留学生の方の力になれば嬉しいです❤️
また、アルバイトはくれぐれも学業不振にならない程度に頑張りましょうね!
皆様の楽しい韓国ライフを応援しております!それではごきげんよう~